がん薬物療法支援
和同会薬局は、がん薬物療法の支援に力をいれています。和同会薬局では、がんなどの専門的な薬学管理を関係機関と連携して、対応できる薬局(専門的医療機関連携薬局)の認定を目指し、がん薬物療法の副作用対策等を支援します。
がん薬物療法に関するパンプレット等も多数ご用意しております。お気軽にご相談ください。
日本腫瘍薬学会(JASPO)が主催するがん診療病院連携研修制度に2名の薬剤師が2021年1月より参加し、「外来がん治療認定薬剤師」「外来がん治療専門薬剤師」の取得を目指しております。
日本医療薬学会(JSPHCS)が主催する「地域薬学ケア専門薬剤師制度(がん)」の認定を目指し、薬学ケア専門薬剤師の養成に必要となる5年間の研修制度に2名の薬剤師が2021年4月より参加予定です。
がんナビゲーター
修了職員を筆頭に、薬局職員全員が一般社団法人日本癌治療学会の認定がん医療ネットワークナビゲーターを目指して、取り組んでいます。
薬剤師による在宅医療
多職種連携として医師、看護師、ケアマネジャー、ヘルパーなどと患者さんの情報を共有し、地域医療チームの一員として患者さんの在宅医療をサポートします。
以下の様に、薬剤師が訪問することでリスクマネージメントが可能です。
① 服薬支援
服用コンプライアンス向上や誤飲防止など、患者さんが安心して服薬できる様、様々なツールを用いてサポートします。また、嚥下困難な患者さんには剤形変更の提案や簡易懸濁法などの指導を行います。
② 残薬管理
服薬状況や残薬の確認を通じて、適正服用を促す、服用の意義をしっかり伝えることで、患者さんの視点を理解、尊重したコンコーダンス医療の実現に向け、努めます。また、残薬情報を医療機関にフィードバックすることにより、薬剤費の削減に努めます。
※コンコーダンス:患者と医療従事者が診断や治療についてよく話し合い、両者の考えを尊重し合うことで、パートナーシップを基盤として、治療方針を決定していく医療のこと。
③ 薬学的評価
服用状況、体調変化、併用薬などの確認以外に患者さんの日常生活(食事、睡眠、排泄、運動)などの状況を伺い、薬剤の効果や副作用を患者さんと共に考えます。
⒈ ユニフォームを着用してお伺いします
⒉ コミュニケーションを密にとりながら、体調管理をします
⒊ 飲み忘れ防止として、日付入りの薬を「お薬カレンダー」にセットします
⒋ 他種服薬ボックスを患者さんの状況に応じてセットします